2010年10月22日金曜日

湿布の使用

昨夜は滋賀でアスレチックトレーナーの勉強会。

メーカーがきての外用薬についてがテーマでしたが、薬剤師でもある私からするとメーカーがこんなに無知ではそれを使用する側はもっと無知になってしまう危惧をかんじた。

薬事法改正に関してもこれには医師法、薬剤師法、そしてあはき法などのからみがあるが中立解釈ではなくメーカー側の主張。

そもそも湿布ってなんで使うの?

貼るということが常識?慣習?になってしまっている。

私なりの考えでメーカーに主張してきました。

ほとんどの柔整の先生方には寝耳に水であったかも?

最近はこの害を警鐘してくれる健康本もふえた。

ほとんどのものが感覚効果だけ、しかしその害はというと

血管収縮、皮膚呼吸阻害、つまり老廃物が蓄積、活性酸素増大やがて細胞は虚血し脆弱に陥る。当然顆粒球増加 交感神経緊張を生み出し治癒過程が遮断されてしまう。

おまけにパラベンやエデト酸など細胞毒の保存料。これが弱った患部を直撃。

わたしは体内環境を崩壊させるといっている。 

ときには必要なこともある。痛み著しいときなど。

薬には用法、用量がある。湿布にも当然。

リスクと効果の天秤。まちがえると治癒か遷延か振れる方向かわってしまいます。

勉強会終了後に何人かの先生が質問にきてくださったので

薬理作用機序の違い、鎮痛機序、基材の違いによる浸透性の違いなどについて説明させていただいたら大いに納得されてました。

知らないってこわい!

ひとつの疑問点として考えてみてください。

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